簡単マーケティングプラン
手持ちのデータを使って業績の改善をしてみませんか?この簡単マーケティングプランでは、販売管理システムの中にある基本的なデータに少しだけ工夫をして流通業の活動をチェックして、販売促進などにつなげようというプランです。
1.たとえば配荷率を見てみます
たとえば卸売業の場合に、商品がどの程度売れているかをどうやって把握していますか?
メーカーなどではよく、配荷率などといってどれだけ多くの店舗に商品が配荷(出荷され配送されて陳列されるということ)されているかを気にします。しかし卸売業の出荷情報をつかんでいなければ、正確なところはわかりません。また、メーカーによっては情報をつかんでいるにもかかわらず、その分析ツールをほとんど活用しないため、実際の営業活動に反映することは少ないようです。
それでは配荷率を例にとって改善の一例を示しましょう。とても簡単すぎて「こんなことはやってるよ!」という企業の方は読み飛ばしてください。
図で月間に30個売れる商品のポテンシャル(商品の持てる力)を比較しています。
通常の配荷率に対する評価は、配荷率が高いとよくて、低いと「もっと配荷して下さい!」とお願いすることになります。しかし、その前に、3%しか配荷していないのに、月間30個も売れているということは、もしかしたらすごく売れる商品なのかもしれないということを考えてみましょう。このようなエラーはあちこちで発生しているはずです。
新商品発売前の商談も重要ですが、発売後1〜2週間でこの分析をすることにより、営業展開を変化のあるものにできるのではないでしょうか?
2.ほかにもいろいろ考えられます
卸売業のデータは同じ商品群で、同じような規模の店への出荷データと比較できます。そこで大きなエラーがあれば、知らせることもできるのです。メーカーも自社の商品の範囲で調べて伝えることもできます。ここは商品分類などのマスター項目がかぎとなります。
さらに弊社の分析ツールOrderAdjusterを使えば、小売業の発注データを店舗別に分析し、異常な現象をピックアップするなど、20種類以上のパターンからレポートを作成します。
3.パソコン一台で分析/スマホで活用
パソコンが一台あれば、それに販売データなどを入れて、すぐに答えが出せるように構築できます。また、多くのノートパソコンで使いたいということであればクラウドを活用して、webで検索するという運用もできます。またAPI連携まではせずとも候補一覧から各代替アイテムごとにベスト3商品を紐づけてメモ【メールでも】を作るだけで、得意先で活用することもできます。まさにスマー系の入り口になります。
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