カストプラスコメント

カストプラス コメント − システム開発にまつわるお話

第1回「システム投資ってどんな感じかな?」
かれこれ15年以上前から、企業の経営者の多くは情報システムの細かい部分は捉えきれないと思っている。それでも本質や大筋を捉えていれば経営上は問題ない。しかし早いところでは20年以上も基幹システムを見直しすることなく、だましだまし使っている企業が多く、原因はともかくとしても、これからの未来に大きな禍根を残すことになりそうだ。
【一応わからない方のために、原因は費用を捻出できなかったこと→要員の育成・補充もできなかったこと→2007年に定年退職した部長さんが当社システムの全貌を知っていた最後の社員だったこと→システムベンダーと最近は疎遠になったこと→誰も基幹システムの寿命について考えない会社になったこと。未来への禍根でいま言われていることは、ITのフル活用で日本の生産性、世界の生産性を真面目にあげなければ、乗り越えられない局面がすぐに来ると仮定→いざなおそうと思っても業種ノウハウのあるシステムベンダーはもはや絶滅危惧種→社員では到底設計などできない→まして運用は派遣社員の方がよっぽど詳しい→デジタル技術のフル活用なんてできない→こんな会社が日本の、世界の足を引っ張ることになるというものです。】
さて、今回はそんな伝統的な電算室の気質から今どきの電算室の気持ちを考えてみます。これからの参考になればと思っています。

@タイプの違いを比較
まずは図をご覧ください。

萎縮型の電算室はより開放型の情報システム部門に変わってみませんか?という提案ですが、実際は簡単には行きません。開放型には開発方法の案が必要です。例えば小刻みに開発リリースを繰り返す方法論があるといいかもしれません。→後にご紹介します。
威圧型の電算室より寛容型の情報システム部門に頭を切り替えてみませんか?これには処理方式の抜本的な変革が必要です。そのやり方が見えてきたら、切り替えもできるかもしれません。
攻勢型には割り切りを、連携型には全社全部門巻き込み方式を遷移型にはワークフローシステムとスマホやタブレット連携のシステムをお勧めします。

A小刻みに開発し社内に協力してもらいつつ工数削減する案
基幹システムを見直すとなるとある程度の開発のボリュームを覚悟しなければならないでしょう。その大きさを規模5という大きさだとすると、下図のように長期間で情報システム部門の方の負担も大きく長く続きます。
それを少し分割して小さく軽くしますが、現場の方々には部門こそ異なりますが、ずっと協力してもらいつつ情報システム部門の皆さんもあい間で休みもとってリフレッシュしながら、規模6程度を開発しても先程と同程度になるという例です。一部が遅れても大きな問題になりにくい特長もあります。

システム規模が大きいと様々な責任絡みの問題があるといけないので、概要設計段階で「社長の大きな決断」が必要になるかもしれませんが、小刻み開発ではそこまで大げさではなくななるでしょう。

次回の予定は未定です

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