弊社では、一般企業むけソフトウエアの開発環境を経済的・効率的・効果的に実現できるよう、共同開発プロジェクトの推進サービスをご提供いたしております。
永く厳しい経済状況の中で、民間企業の投資意欲は低くなるばかりです。それが昔叫ばれた「ダウンサイジング」であればよいのです。また「ソフトウエアの開発生産性の飛躍的向上」を遂げたのであればよいのです。そうでなければ業界の変化に対応できていなかったり、クラウドやプラットフォームの活用ができていなかったり、最近戻る傾向が見えてきているオンプレミスの効率的運用ができていなければ経営にダメージを与える情報システムになっていると言えましょう。さらに加えて言えば、中小規模の企業向けシステム構成では大規模または共同利用規模の仮想化システム構成と比較すると全く太刀打ちできなくなりました。そしてその激変する世の中で、システム化投資を行わずにまたは最低限に抑えて耐えられるものなのかいやしかし先陣を切ってまで新しいやり方のモルモットになる必要はないではないか?とお悩みは尽きないのではないでしょうか。情報システムは必ず必要です。そして進化も必要です。
物流は少しずつ変わり、20年で大きく進化しました。EDIの考え方やあり方が大きく変化(物流の運営を取り込みつつあります)してきました。営業支援の考え方もほぼゼロの企業から満点に近い企業までの大きな差(かたや日報・月報止まり、かたやスマホで売掛管理を含むほとんどの業務ができます)が出ています。伝票もペーパーレス(すごく進んでいます)に向かい会計の考え方も(日次会計に向かって進化してきています)商品関連データの取り扱い(特にマスタ管理とその共有の考え方)も見積や契約のスタイルはもとより基本取引のあり方(新取引制度への移行)が大きく変わってきました。システムの進化に努力している企業としていない企業の二極分化が発生しています。危機感を持っていただきたいものです。
さて、そこでソフトウエアをどのように準備するかということになりますが、自社仕様でスクラッチ開発したり、パッケージを購入したりするということが考えられます。リーズナブルと考えるのがパッケージソフトウエアでしょう。しかしこれもそれほどリーズナブルでない場合があります。カスタマイズの問題があったりします。また業界特有の「もう一歩進んだアプリケーション」ではない場合が多いのです。
弊社は今、ソフトウエア(自社開発・パッケージともに)の開発環境は標準化という面では進歩が見られるものの、効率的に良いものを開発するという状況にないととらえています。その問題点は次のようになります。
1.ソフトウエア機能の進化が遅い
→世間の進歩に追いついていない。むしろ新しいソフトウエア機能に合わ
せて無理やり活用提案している
2.普及型がなく価格は下がらない
→業務がひとつずつ標準化されながらセグメント化していないのであるとこ
ろは標準パッケージで稼動させ、あるところはまったくの手作りでインター
フェースに費用がかさむ
3.存在を知らずに自社開発となる
→良いパッケージソフトウエアも悪いものも無数にあると選べないどころか、
探せない状態に陥る
4.効果が定かでなく基準値もない
→業種ごとにシステム化・標準化・企業間インターフェースのプラクティス
に対するスコアを制定(年度別)して各企業の評点が出ると良い
5.インターフェースが閉じている
→パッケージソフトウエアの一部では他のシステムと自由にデータ交換が
できない仕様になっている場合がある
6.ユーザが高度な機能を求めない
→難しいものは手を出さないという方針の企業があるが、EDIやマーケティ
ングの分野などでは、そうもいっていられない状況である
7.外国製のソフトウエアに負ける
→コンセプトは海外製ソフトウエアの方が作りが美しいのでよさそうに見え
るが、業務適合をしっかりと考えたソフトウエアを選びたいし作りたい
8.ソフトウエアの事業が育たない
→ユーザの経済状況の冷え込みから、SEがそだたず引継ぎもされぬまま
事業縮小されてしまっている
9.ユーザが最適なモノを選べない
→ユーザスキルも同様に低下しており、経験がないために適切な開発方
法やソフトウエア選定、SE選定などができなくなってきている
このような現状から、要件定義、ソフトウエア開発から利用、そして運用保守サービスにいたるまでのコラボレーション(協業/コラボレーションズは合作という意味になります)を提案しております。このサービスで上記9点の問題が解決します。このサービスの名称はカストプラス・ソフトウエア・コラボレーションズと申します。詳しくは下の「共同開発サービスのご紹介」ボタンをクリックしてください。
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